2018-01-01から1年間の記事一覧

英語の先生の話

中学の時、英語のテストでとんでもなく低い点数を叩き出したことがある。最早、脳死判定が出るとか出ないとかの比喩を用いたって意味がないくらいの点数だ。それは2点。たったの2点だ。中学の英語は僕にとってまさに違う言語だった。それにこれはよくある…

くだらないことほどよく覚えてる。

花火のことを少し書いて下書きに保存していた。だけど、なんだかクサイなって思ってしまった。だから、新しくこの文章を書いている。 よく考えることがある。死んだらどうなるのかということ。意識的に深く深く考えるようになった。なんだかよくわからないけ…

停滞の曖昧な境界線

何かがやりたくても、何かを理由にやらない事がある。他人から見たらきっとそれって本当にやりたい事なのって?言われても仕方ないかもしれない。それでも本人は至極真っ当にやりたいと思ってるもんです。ただ、これも言い訳だけど、誘惑が多い。テレビ、マ…

くだらないと言いながら、人は笑ってる。

好きなテレビ番組が2つある。「水曜どうでしょう」と「ゴッドタン」。この2番組に共通することは画面の前でくだらないと言いながら笑ってしまうことだ。ゴールデン帯の番組は完全に笑いの種類が違う。完全に見やすくて、家族が「笑顔」になれるそんな作り…

次の小説

書きたい事があるのだけれど、うまく文章に出来ない。だけれど、やらなきゃならない。不器用でも作らなきゃならない。あの頃と今でも動きたいのに動けない僕たちに捧げる作品。退屈と忙しさのフリを演じていったりきたりな日々を。どうしようもないとかそん…

季節とエモさ

今日も暑いので、夏のことを書こうと思う。 夏といえば海という人も多いだろう。僕にとって海の思い出は午前2時半の波打際だ。僕がまだ新卒で入った会社で必死に文字通り死にそうになりながら、働いていた時のことだ。週末に夕飯を食べにいこうと高校の時の…

サイダーにきゅうり

その昔、とある黒い砂糖水を作るとあるメーカー(あそこか、あそこしかない)が夏季限定のあじとしてきゅうり味の砂糖水を販売したことを唐突に思い出した。色は透き通った緑でよく言えばメロンソーダみたいだった。ただ、味はメロンでもソーダでもなく、炭…

作られた非日常=とんでもないくらい面白い日常であってほしい。

ちょっと前に自分のtwitterでこんなことを呟いた。「ヴィレバンで瓶コーラを買って、テレビでテキトーにタランティーノ映画をBGM代わりにかけて、色褪せたAKIRAを読みたい。」みたいなことだった気がする。 この一文の中に入ってるものは全部好きなものしか…

僕らが自転車に乗る理由

「せっかく高いお金で免許取ったんだし、社会人なら車くらい乗れんと困るでしょ」と母や父に言われてやっと近くのスーパーやら公園に車で行くようになった。車はやっぱり快適だ。クーラーはついてるし、いいナビも付ければ道案内もしてくれる。おまけに気分…

The movie is yours.あるいは、「あの映画」への感想

映画「スカーフェイス」でロバート・デ・ニーロ演じるトニーモンタナが最後、銃弾で蜂の巣にされてその後に映る像に「The world is yours.」というメッセージがあり、そこで映画は終わる。僕は大学生時代にその映画に一種のカタルシスを味わった。いい映画と…

無限と永遠の違いについて

「お前の好きなバンドのアルバム、新しいの出ても全部曲一緒じゃん。」 ふと、友人からこんなことを言われたのがきっかけで、「無限」と「永遠」の違いについて考えることになった。きっと、そんなものは聴いた人の個人差だと言ってしまえば、それで終わって…

「読む」ことと「読まれる」こと。

どんな一編の詩でも閉じられた書物の中では屍である。みたいなことを寺山修司さんがどこかで書いていた気がする。それならば、閉じられた書物を開けば屍は蘇るのだろうか。しかし、本当の問題は「読む」ことと「読まれる」ことの差異にあるのではないだろう…

好きなことについて

小説だのという前に、リハビリと言わんばかりな自分のことを書こうと思う。 まず、好きな音楽の話。一番最初にこの音楽いい!って素直に思わされたのは、高校生の時だったと思う。高校時代、放送部に入部していた僕はそこの先輩に二枚のCDを渡された。その二…

できるだけ書き続ける練習をすること

大学生の時に、文章は筋力と同じで書き続けなければ力は衰える一方だと言われた。それなのに僕は今日はいいや、だの、思い浮かばないだのと言い訳をしては寝ていた気がする。これでは、いけない。なるたけ昨日から書くと決めて書くことにした。 そういえば、…

書きたいけれど、書けないことと書き始められないこと。

仕事を辞めた。思いもよらない奴と慕っていた人が亡くなった。僕はこの先の未来のことはまるでわからない。だけど、やっぱり物語を書こうと思う。自分自身があまりにも情けなくて何度も泣いた。「明日こそは」と何度呟きながら泣いたんだろう。それでも変わ…

小説と映画とロックンロール

結局、去年に書いたブログは一つだけだった。困ったものだ。もう少し、今年は頑張りたい。 1、小説について。 高校生の頃、クラスの誰よりも早く教室に着いていた。朝の教室の雰囲気が本当に好きだったのだ。たったそれだけの理由で片道6、7kmの道をチャ…