2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
書きたい事があるのだけれど、うまく文章に出来ない。だけれど、やらなきゃならない。不器用でも作らなきゃならない。あの頃と今でも動きたいのに動けない僕たちに捧げる作品。退屈と忙しさのフリを演じていったりきたりな日々を。どうしようもないとかそん…
今日も暑いので、夏のことを書こうと思う。 夏といえば海という人も多いだろう。僕にとって海の思い出は午前2時半の波打際だ。僕がまだ新卒で入った会社で必死に文字通り死にそうになりながら、働いていた時のことだ。週末に夕飯を食べにいこうと高校の時の…
その昔、とある黒い砂糖水を作るとあるメーカー(あそこか、あそこしかない)が夏季限定のあじとしてきゅうり味の砂糖水を販売したことを唐突に思い出した。色は透き通った緑でよく言えばメロンソーダみたいだった。ただ、味はメロンでもソーダでもなく、炭…
ちょっと前に自分のtwitterでこんなことを呟いた。「ヴィレバンで瓶コーラを買って、テレビでテキトーにタランティーノ映画をBGM代わりにかけて、色褪せたAKIRAを読みたい。」みたいなことだった気がする。 この一文の中に入ってるものは全部好きなものしか…
「せっかく高いお金で免許取ったんだし、社会人なら車くらい乗れんと困るでしょ」と母や父に言われてやっと近くのスーパーやら公園に車で行くようになった。車はやっぱり快適だ。クーラーはついてるし、いいナビも付ければ道案内もしてくれる。おまけに気分…
映画「スカーフェイス」でロバート・デ・ニーロ演じるトニーモンタナが最後、銃弾で蜂の巣にされてその後に映る像に「The world is yours.」というメッセージがあり、そこで映画は終わる。僕は大学生時代にその映画に一種のカタルシスを味わった。いい映画と…
「お前の好きなバンドのアルバム、新しいの出ても全部曲一緒じゃん。」 ふと、友人からこんなことを言われたのがきっかけで、「無限」と「永遠」の違いについて考えることになった。きっと、そんなものは聴いた人の個人差だと言ってしまえば、それで終わって…
どんな一編の詩でも閉じられた書物の中では屍である。みたいなことを寺山修司さんがどこかで書いていた気がする。それならば、閉じられた書物を開けば屍は蘇るのだろうか。しかし、本当の問題は「読む」ことと「読まれる」ことの差異にあるのではないだろう…
小説だのという前に、リハビリと言わんばかりな自分のことを書こうと思う。 まず、好きな音楽の話。一番最初にこの音楽いい!って素直に思わされたのは、高校生の時だったと思う。高校時代、放送部に入部していた僕はそこの先輩に二枚のCDを渡された。その二…
大学生の時に、文章は筋力と同じで書き続けなければ力は衰える一方だと言われた。それなのに僕は今日はいいや、だの、思い浮かばないだのと言い訳をしては寝ていた気がする。これでは、いけない。なるたけ昨日から書くと決めて書くことにした。 そういえば、…
仕事を辞めた。思いもよらない奴と慕っていた人が亡くなった。僕はこの先の未来のことはまるでわからない。だけど、やっぱり物語を書こうと思う。自分自身があまりにも情けなくて何度も泣いた。「明日こそは」と何度呟きながら泣いたんだろう。それでも変わ…